肩と聞くと小さな筋肉のひとつと捉えられることが多々ありますが、筋肉の体積で比較すると肩は、一番大きな臀部の次に大きな筋肉と言われています。
男性は、丸くて大きな肩はかっこよく、女性は、程よく筋肉があると顔とのギャップで小顔効果も期待できます。
そんな肩をトレーニングするときに意識するべきポイントをお伝えします。
肩の筋肉は、前側、横、後ろ側に分かれます。
実際には、ひとつの筋肉なので明確な分かれはありません。
トレーニングを行うときに前、横、後ろでそれぞれ異なる種目を行うのが一般的です。
筋肉には、起始、停止という箇所があります。
始まりと終わりのようなものです。
肩の筋肉の停止部分は、三角筋粗面と呼ばれる腕の骨の真ん中より少し上のところになります。
起始部は、鎖骨の外側三分の一から肩峰と呼ばれる肩を叩くと当たる骨を通り、肩甲骨に付着しています。
肩のトレーニングに限ったことではありませんが、鍛えたい筋肉の起始部と停止部を離して、近づけてを無駄なく行うことで筋肉をしっかりと動かすことができます。
日常生活で肩の筋肉を積極的に使う場面は、少ないので特に肩のトレーニングではこの意識が大切になります。
今回のタイトルにあるように肩のトレーニングは、簡単ではありませんが、この起始部と停止部を頭に入れそれぞれの種目を行えば問題なく筋肉に刺激を与えることができます。
また効率の良い動きは、怪我のリスクを抑えることもあります。
安全に質の高いトレーニングを行うためには、どのような軌道で体を動かしていくのかは、非常に大事になります。
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